案件を獲得するためにMTSの営業が行っていること

医療翻訳情報

今回は営業担当者の目線で、「翻訳案件を受注するためにどのような事しているか」を、実際にお客さんにお渡ししている資料も交えながらご紹介していきます。
翻訳者の皆さんにとって役に立つ情報かどうかは分かりませんが、『へー、翻訳会社ってこんな営業活動もやっているんだな。』といった程度に見てみただけたら幸いです。

キャンペーンや制度の運用

売上げを向上させる為に、以下のようなキャンペーンや制度を設けています。もちろん、これらが適用される事によって翻訳者さんやその他の作業者さんへの支払いをカットするような事は一切ありません。

1)翻訳20%値引きキャンペーン(年に2回程実施)
不定期実施で、1カ月間の期間限定キャンペーンです。一部の既存顧客を対象に、お見積もりから20%のお値引きをします。開催月の前の月に、「来月キャンペーンします!」と事前告知をしたうえで実施します。
値引きキャンペーンはありきたりではありますが、20%の値引きは非常に大きいのでボリュームのある案件を受注しやすく、閑散期でも安定して翻訳者さんにお仕事をご依頼することもできます。また、やや遠ざかってしまったお客さんとの関係を再構築するといった意味でも活用できるため、使用用途の広いキャンペーンです。


2)初回限定20%値引き(常時)
上記のキャンペーンと同様、20%の値引きですが、こちらは「ホームページから初めて問い合わせをいただいた新規のお客さんを対象」にしています。
もしこのブログをご覧の方で、弊社に翻訳を依頼したい方がいらっしゃいましたら、無料でお見積もりさせてただきますので、ぜひこちらからお気軽にお問い合わせください。

3)紹介割引制度(常時-紹介者10%割引/紹介された方25%割引)
MTSでは、紹介割引制度を行っています。やはり知っている方からの紹介は安心できるのか、問い合わせから受注までかなりスムーズに進みます。現職だけでなく、前職の同僚様を紹介してくださるケースが多く、新規のお客さんとの取引に繋がる事も多いです。

お客さんへのヒアリング

案件を獲得するためには、お客さんに直接聞くのが一番の近道だと思っています。実は製薬会社でも医療機器メーカーでも、「人不足で仕事が終わらないんです。。」という担当者さんが多く、そうした時に「何かお困りごとはないですか?」とお尋ねすると、以下のような案件の獲得に繋がる事があります

1) チェックする時間が無くて、、、
某医療機器メーカーの薬事部の方で、いつもメールの返信が遅いなーと思う方がいらっしゃいました(笑)。それとなく忙しさの理由を尋ねてみると、正社員はその方一人だけで、もう一人のパートさんと一緒に過酷な環境の中でお仕事をされているとのことでした。「米国本社に提出する資料をパートさんが英訳してくれるのだけど、他の業務が忙しくてチェックする時間がない。」との事だったので、MTSで「英訳のチェックできますよ!」とお伝えしたところ、すぐに受注に至りました。

2)レイアウトが苦手で、、、
某製薬会社には独自のマニュアルがあり、毎回丁寧にフィードバックをくれるほど品質にこだわる担当者さんがいらっしゃったのですが、話を聞いたところ「MTSに提供するためのファイルの作成」までその担当者さんご自身がやられていたそうで、「翻訳はできるけど、私はレイアウトが苦手で、ウチの会社はレイアウトにも厳しいから大変なんです。。」との事でした。その担当者さんにはすぐ「テンプレートを頂けたらその通りに仕上げますよ!」とお伝えすると、早速レイアウト作業も追加でご発注いただくようになりました。

終わりに

以上、MTSの営業担当として工夫している事を、一部紹介させて頂きました。
当たり前の事のように思えるかもしれませんが、安い!早い!の翻訳会社が乱立する中、MTSを選ぶ理由を感じてもらえるように日々努力をしております。

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