医療系翻訳会社の案件発生から受注までの流れ
今回は、医療系翻訳会社(弊社)が受ける案件の発生から受注に至るまでを、案件の特性ごとにご紹介します。この情報を知ることで、翻訳者さんや校正者さんが『あの案件にはそんな事情があったんだ!』という気付きに繋がるかもしれません。皆さんのご参考になれば幸いです。
最初に:案件発生から受注までの基本的な流れ
案件発生から受注までは基本的に以下のような流れです。
1) お客さんから新規翻訳のお問い合わせ
2) 翻訳者さんの手配
3) お客さんへ見積もりと納期の提示
4) 翻訳の正式発注~翻訳以外の作業者手配
2、3は、納期や翻訳物の分量によって順番が入れ替わることがあります。
各案件の特性
①受注がほぼ確定している案件
MTSのお客さんはリピーターのお客様が9割です。その中でも、翻訳会社はMTSにしか依頼していない、もしくはMTSが第一優先ベンダー、というようなお客さんからの案件は、ありがたい事にご発注を頂く可能性が高いです。このような場合、翻訳者さんには「未確定(ほぼ確定)」といったような名目でご相談させて頂き、納期も翻訳者さんのスケジュールにあわせて調整することが多いです。
②受注が確定するまで時間を要する案件
1)大型案件
納期が1~2ヶ月かかるような大型案件は、まずお客さんとのスケジュールのすり合わせをします。分納のリクエストや用語集の提供、予算の都合等もあるので、そういった要望をお伺いし、お互いに合意のとれた場合にのみ発注となります。お客さんが他の翻訳会社様と納期や料金を比較されている場合(相見積もり)が多いので、受注までにどうしても時間がかかることが多いです。また、大型案件は急に発生し『急ぎで対応してほしい!』依頼されることも多く、そのような案件が発生した際は私たち(翻訳会社)も突然慌ただしくなります(笑)
2)なかなか入稿しない案件
お客さんの先にスポンサー様がいる場合(特に海外のスポンサー様)は、予定の日時に入稿されない事があります。予定していた日時に入稿が無いと、仮予約していた翻訳者さんのスケジュールが空いてしまうため別件をご案内して調整することもあります。
③新規のお客さんからのお問い合わせ
MTSは、インターネットで「メディカル 翻訳会社」などと検索すると比較的上位に出てくるのをご存じでしたか?最近は新規のお客さんから、電話やホームページでのお問い合わせも増えており、面談や打ち合わせをさせていただく事が多いです。そこで翻訳の発生状況も伺い、今後多くの翻訳を予定されている場合はトライアルもさせて頂きます。問題がなければ実案件の受注、作業開始といった流れになります。また、この面談で今後出てくる文書などをある程度把握することで、その文書を得意とする翻訳者さんに事前にスケジュールを相談することが出来ます。
ただし、新規のお客様のため、やはり正式のご依頼までには時間を要することが多いです。
終わりに
今回は、案件発生から受注までの色んなパターンをご紹介しました。このほかにも案件打診の際にこんな情報も教えてほしい、という事があればコメントで教えてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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